アジア飯

シンガポールの本格中華は日本の中華とは一味違った【#1 シンガポールおすすめレストラン CHENGDU Restaurant】

Score

  • 総合評価 ★★★
  • 料理   ★★★   
  • 雰囲気 ★★★
  • 接客  ★
  • コスパ ★★

料理

まずはメニューをご覧いただこう。

麻婆豆腐を食べにこの店に来たのだが、なんと麻婆豆腐が Not Availableとのこと

そこで泣く泣く代わりに選んだのが「老家回鍋肉」

待つこと約10分程度、それほど時間もかからずに提供された。

日本でよく目にする回鍋肉とは少し趣が異なるのが分かるのではなかろうか。

回鍋肉といえば、豚肉にキャベツとピーマン。そこに甘辛のソースを絡めて、というイメージだが、この店の回鍋肉は玉ねぎと長ネギがふんだんに使われ、そこに唐辛子で辛みが追加されている。

中華料理らしく、油がたっぷり使われており、塩気も強めだ。

豚肉はカリッと焼かれている。

白米にバウンドさせて食べるとちょうど良い、濃い目の味付けになっている。

逆に白米無しで回鍋肉単品で食べるのはなかなかハードである気もする。

量も男一人で食べるのにちょうど良いサイズである。

激しい辛さではないが、食べ進めていくとジワリと汗が流れ落ちてくる。

濃い味好きな人は好きになれる一品ではないだろうか。

雰囲気

こちらが外観である。

割とシンプルだが通りを歩いていると一目で分かる、赤を基調とした店構えだ。

シンガポールには”成都”と名のつく中華料理屋が多い。

おそらく成都が中国四川省の省都であり、中国で最も有名な料理の一つである川菜が成都を中心に発展してきたことが関係していると考えられる。

土曜の12時半ぐらいに到着したのだが、店内は比較的空いていた。

客層は家族連れから若者グループまで幅広く、欧米人のカップルをいた。

綺麗な内装なので、落ち着いて食事をすることができるだろう。

接客

注文はQRコードをスマホで読み込んで注文するスタイル。

そのため、店員さんとあまり関わることがない。

英語で口頭での注文を避けたい方は便利なのではないだろうか。

コスパ

老家回鍋肉 SGD$20.8

白米 SGD$1.5

コークゼロ SGD$2.8

一般的なシンガポール価格の中華料理だが、量を踏まえると回鍋肉の値段は少し高めか、という印象を持った。

場所

Tanjong Pager駅から徒歩8分。Amoy St沿いにあるお店。看板も目立つのですぐに見つけられるだろう。

総評

当たり外れが少ないジャンルの中華料理の中のど真ん中、といったところだろうか。

中華料理屋は騒々しいと思われがちだが、ここのお店は落ち着いて食事を楽しめると思う。

料理提供のスピードも適切のようだったので、ストレスもないだろう。

中華料理の中では優良店と認定しても良いのではなかろうか。